佐賀県聴覚障害者サポートセンターから講師をお招きし、加齢性難聴の特徴や、周りの人への対応、認知症との関係、補聴器のことなどを話していただきました。(令和5年6月27日)
加齢性難聴は、音がぼやけたり、聞こえない音がでてくるといった特徴があります。そして、小さい音は聞こえにくく、大きな音はうるさく感じます。なので、加齢性難聴の方に大きな声で話かけて、かえって、うるさがられてうまくコミュニケーションがとれない場合もあるそうです。
また、補聴器は買った時からはっきり聞こえるようになるわけではなく、脳が音に慣れるまでのリハビリ期間が必要であり、段階的な調整が必要だということも学びました。
参加者からは、補聴器の使い方に誤解があった、夫も一緒に聞いてほしかったなどの感想がありました。
講師のお話の後、聴覚測定体験を行いました。参加者のみなさんは測定した後、個別に講師からアドバイスを受け、ほっとした面持ちで帰られていました。