"選挙へ行こう"シリーズの第二弾。講師に佐幸順平氏(佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館 館長)をお迎えし、二時間たっぷりご講義頂いた。開催は7月12日(土)、参加者は星生学園3年生を含む44人。18世紀後半から20世紀前半にかけての近代史はイギリスから始まった産業革命なしには語れず、世界の技術革命に遅れをとっていた幕末期の江戸幕府が考えていたこと、佐賀藩の功績など、まるで映画を見るようなお話に興味は尽きませんでした。
後半は幕末から明治初期にかけて政治・社会制度、教育が急速に近代化されていった話や、民主制度に関する世界の様々なデータなどが紹介された。日本は有権者の約半分は投票に行かないという実情。国別投票率ランキングでは、欧米は概ね60%~92%(上位100位以内)、台湾75%(58位)、韓国66%(97位)の中、日本は139位。今から100年前の郷土の偉人の功績を学び、一票を投じる重みを改めて考える機会となりました。
講師の佐幸氏
高校生と地域の大人が一緒に学びました。