12月25日(金)中川副公民館2階集会場に於いて、成人学級が開催されました。
今月は、「博愛の里中っこ育成連絡委員会(会長 吉村勇)」(佐賀市地域元気アップ事業)との共催による教育講演会です。
講師には、元佐賀西高校校長で現在は、小城市の禅林寺の住職吉田宗利氏にお願いしました。
「アンパンマンとバシー海峡」と題し約2時間の講演。
ええっ、何で「アンパンマン?」
実はアンパンマンの作者、やなせたかし氏の実弟やなせ千尋さんと、吉田住職のお父様が、戦艦呉竹の同じ乗組員という関係です。
誰でも知っているアンパンマンの歌詞は、バシー海峡で亡くなられた弟千尋さんのことを思って、子どもたちに勇気と希望を与え、世界の平和を祈る歌として作られたそうです。
吉田住職のお父様の宗雄氏は、戦艦呉竹の艦長として台湾の南に位置する「バシー海峡」でアメリカ軍の総攻撃に合い亡くなられました。交通の要衝で10万人近くの若い兵士がバシー海峡で亡くなられたそうです。
今年、戦後70年にして初めて、バシー海峡を望む海音寺で慰霊祭に臨まれお経を唱えられました。
吉田宗利住職の読まれた歌
ますらおの 眠るバシーは 波静か