12月7日(水)、佐野常民の遺徳を顕彰する佐野祭が執り行われました。 佐野祭は、日本赤十字社の創立者「佐野常民」の命日に行われる慰霊祭です。
今年は、常民が生まれて200年にあたるため「生誕200年祭」事業の一環として
作成されたモニュメントの除幕式も行われました。
佐賀市早津江にある生誕の地には、日赤創立50周年(1926年)を機に、地元の
協力によって整備された記念碑があります。
佐野祭は、記念碑が建立された翌年(1927年)から常民の命日にあたる12月7日に
その偉業をたたえるための式典がおこなわれ、戦後一時期中止されていましたが1952年
に再開し現在まで続けられております。
今年も、この記念碑の前でモニュメントの除幕後、地元中川副小学校3年・4年生の児
童が「青少年赤十字のちかい」の唱和と「佐野先生を讃えるうた」を元気に合唱し、参
加者一同が佐野常民の功績に思いをはせました。