6月22日(木)の成人学級は、歴史講座①として森周蔵先生を講師にお招きし
「葉隠聞書(はがくれききがき)の歴史的位置」について講演していただきました。
田代陣基(たしろつらもと)が、金立山麓の黒土原に閑居していた山本常朝を7年間訪ね、その談話や当時の個人記録・各種文献などを参考に筆録してまとめ、作りあげたことについてお話しされました。
「葉隠」が、現代人の処世訓、サラリーマンの行動規範本などとして脚光を集め、各方面からの視点で出版を重ねていることは、全国で葉隠について理解されてきたと思われます。
また、山本常朝の生誕地や田代陣基の墓を見ることによって葉隠に興味が出てくると思います。
50名と多くの参加者があり、森先生の話を熱心に聞いて理解され非常に良かったです。
歴史・伝統部会
部会長 江頭俊雄