6月20日金曜日、13名の参加者が歴史探訪ウォーキングに参加しました。気温31度の真夏日でしたが、今回の目的地である執持院と妙楽寺を巡りました。
最初に訪れた執持院では、副田美代次先生のお墓に手を合わせ、故人を偲びました。
次に訪れたのは、弘治元年(1555年)創立の浄土真宗の寺院、妙楽寺です。深川17代住職からお寺の歴史や仏様の教えについてお話を伺いました。また、16代住職の坊守さんからは、涼しい部屋でお茶をいただきながら、お寺と地域との関わりについてお話を聞くことができました。
寺伝によると、妙楽寺はかつて久保泉町の妙楽寺部落にあった天台宗の寺が山津波で現地に流された後、開基の釈慶善が浄土真宗に改宗し、現在に至るそうです。
妙楽寺は、現在の町役場の前身である戸長役場があった場所としても知られ、かつて中川副公民館があった場所でもあります。地域の歴史を今に伝える貴重な場所を巡る、実り多い一日となりました。