多布施反射炉について 佐賀市文化財課 中野 充氏にお話をしていただきました。伝統技術と蘭学の融合オランダの書物を翻訳した知識だけでは実際の建設は難しく、現場の刀工や鋳物師たちが持つ「経験と勘」を頼りに、ドームの最適な曲面や耐火レンガの製造などを手探りで克服していきました。巨大な鉄塊の鋳造とくり抜き大砲を鋳造するためには、大量の鉄を一度に溶かす必要がありました。多布施では大規模な鋳坪(いなつぼ)が設けられ、溶かした鉄を流し込んだ後、水車の力を利用して大砲の内部をくり抜くという大掛かりな工程で苦労を重ねたとのこと。あきらめず、なげださず、失敗から学び、何をどうしたらうまくいくかを考えて努力していく方々の歴史を知ることができました。今後もみなさんで知恵を出し合い素敵なまちづくりをしていきたいねと語り合いました。また、お会いできるのを楽しみにしています。









