「西与賀郷土かるた」の紹介 NO.4

西与賀公民館

西与賀公民館

「西与賀郷土かるた」は、令和2年度 西与賀まちづくり協議会との共催で作成しました。
西与賀の歴史・文化・自然など、後世に残していきたいものを55選び、それぞれによみ句と取り札(写真・絵)を考えました。



NO.4 題材『松土居の跡』
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「松土居の跡」の説明
丸目新屋敷の南方に延々長蛇のように連なる大堤防がある。この線はおよそ海抜2メートルで平均満潮位と一致する。戦前までは松の巨木が散立して吹く潮風に天然の音を奏でていたので「松土居」と呼ばれ、寛政期(1624~1645)に完成したと言われている。 また、「五千間土居」・「本土居」の名称もあるが、前者はその長さから、後者はこの堤防築造後、前方干拓が進んだにもかかわらず長期にわたり、穀倉佐賀平野を守る堤防としての役割を果たしていたことを物語るものである。