「西与賀郷土かるた」の紹介 NO.7

西与賀公民館

西与賀公民館

「西与賀郷土かるた」は、令和2年度 西与賀まちづくり協議会との共催で作成しました。
西与賀の歴史・文化・自然など、後世に残していきたいものを55選び、それぞれによみ句と取り札(写真・絵)を考えました。



NO.7 題材『御船小屋跡』20210520161258-b0e31b26b3fb731dac4ff0c0ae41b1c9b4080d4e.jpg

「御船小屋跡」の説明
佐賀藩10代藩主鍋島直正は、長崎防衛のため天保4年(1833)本庄江東岸の高太郎に藩の海軍基地を建設した。長崎警備に向う藩士は勿論のこと直正自身や幕府勘定奉行の川路聖謨(かわじとしあきら)もこの地から長崎に出航した。 また、明治3年には全長61㍍の日進丸(1350トン)も入港している。この周辺一帯は藩士の詰所、船具の倉庫などが立ち並び侍数名が駐在していたとのことであるが、今なお現存する御船稲荷神社で航海の安全を祈願していた。