令和5年8月26日(土)午前、高木瀬公民館で意見交換会が校区社会福祉協議会の主催で開催され、約50人の参加を得ました。
全体研修(基調講話)として、昨年末に自治会長会により実施され、今年の春にまとまった「安全安心なまちづくり意識調査」の結果概要を校区自治会会長会副会長(川原屋敷地区自治会長)の原口達夫様からお話をいただきました。昨今の少子高齢という人口構造の変化の中で、町民の意識の変化や要望の動向を把握して、これからのまちづくりの手がかりとするため実施したもので、配布世帯5,770に対し2,885世帯から回収でき、回収率が50%だったとのことでした。
結果から見えてくることは、①あいさつの大切さ(広げよう人との輪づくり)、②コミュニケ―ションの場所づくり、③まちの安全安心づくり、④やさしい高齢化社会づくり、⑤いいとこ探し(伝え、繋いでの人づくり)であり、これら五点についてのアプローチの必要性について話されました。
この後の分科会では、この五点について意見交換が行われました。様々な意見が多く出され、イベント、河川清掃、防犯灯、水害対策、コミュニティバス、高齢者支援、空き家、子どもの夜間巡回、などなど。面白いものではビヤホール開設もあり、活発の中にも楽しい雰囲気が伝わってきました。
公民館長によるまとめでは、高齢化の進展は避けることができないことから、元気な高齢者の活用により高齢者に活気を与え、町全体にも波及させる策を模索することの大切さの提言がありました。
(分科会発表)