令和7年6月25日(水)午前10時から、高木瀬公民館で第2回目となる大人塾を開催しました。
今回は書で有名な「副島種臣と中林梧竹」、この二人の「友情」を切り口に、県立美術館の福井尚寿館長にお話ししていただきました。
種臣と梧竹は、一つ違いで書を通して親しい間柄だったそうで、二人とも当時の清国で勉強したそうです。それらから二人の接点、明治時代における評価、現代の評価に絞って解説いただきました。
種臣の言葉で印象に残ったものは、「紙いっぱいに一字書くと思い、紙を書き破ると思って書くべし」でした。書き破るとはなんと強烈な言葉と驚きました。種臣は、書だけではなく人生において自分がやろうとすることはこうなんだ、との信念の人だったんでしょうね。
(講座の様子)