令和7年7月15日(火)午前、高木瀬公民館において第3回生涯学習セミナーを開催しました。「近代日本の誕生」というテーマで、ゆめさが大学講師の溝上芳秋氏にお話しいただきました。
日本史の近代のくくりは明治維新以降ですがヨーロッパではルネッサンス以降をさすことが多いそうです。
お話の内容は、ヨーロッパ文明や中国の漢字の発達などから説き起こされ、明治維新後の西洋文化を受け入れ消化し発展していくていく過程を、日本文化が持つ受容性を切り口に説明していただきました。とりわけ外国語を日本語に変換する、日本語の柔軟性のすばらしさを奈良、平安時代にさかのぼり触れられました。現代中国で使われている熟語の中に、明治維新のときに訳した言葉(人民など)がたくさんあるそうです。
(館長のレクチャー)
(講座の様子)