主催講座「大人塾」で名護屋城ほかを現地研修しました

高木瀬公民館

高木瀬公民館

 令和7年11月19日(水)、大人塾現地研修を唐津市鎮西町の国の特別史跡「名護屋城跡並びに陣跡」ほかで約20人の参加を得て開催しました
 去る10月22日(水)に名護屋城博物館の武谷副館長から事前に概要を学び、今回現地で当時の城郭などを体で感じてもらいました。名護屋城博物館では、大ジオラマを取り囲み徳永彗学芸員の説明を受けました。質問が多く出され、①城の標高はどのくらいか?②先日、佐賀新聞に載った前田利家の陣屋後はどこか? ③(ジオラマに)池のようなものがあるが、水はどこから来ていたのか? ④高木瀬の川原屋敷という集落で作った屋根瓦を使っているとのことだが?等々、現地に来たからこその質問が多く出されました。
 また黄金の茶室見学では、文献に残っている記録で9回使用したとあり京都で作製され、名護屋に運ばれたなどの説明がありました。質問として ①当時の費用はどのくらいか?②当時の天皇をお呼びしお披露目したと思うが? などの質問にも丁寧に答えていただきました。また徳永学芸員から、竹を使った質素な茶室も秀吉は使用しており、秀吉はよく言われている贅沢だけではなく、本当にお茶が好きだったと思われる、との説明にはやや意外な感じがしました。
 このほか、唐津城では天守閣まで登り城内の展示品を見たり、自由に散策してもらいました。

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