津軽三味線、赤松公民館と龍泰寺の2カ所で公演

あかまっちゃん

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 「三味線仙人 」の異名を持つ津軽三味線の名手・佐々木重吉さんの公演が昨年に続き、10/18(水)、赤松公民館で開催されることになりました。今回は昨年同様午前10:00~の「気ばろう会」で演奏するほか、午後3:00~龍泰寺本堂(佐賀市赤松町2-4  TEL23-7247 )でも実施されます。

 佐々木さんは秋田県のご出身ですが、津軽三味線に魅了され、自ら「三味線きちがい」と言い切るほどに打ち込み、1981年、82年に津軽三味線全国大会合奏の部で優勝。82年には個人の部でも金賞を受賞。さらに2007年、2009年には全国大会でチャンピオンにもなったほどの名手。今は心に湧き起こるインスピレーションから独自の演奏スタイルを確立し、全国の神社仏閣を中心に演奏活動を続けていらっしゃいます。

 龍泰寺はご承知のとおり龍造寺隆信が龍造寺家安泰を祈って自ら建立した名刹。檀家でもある大隈重信侯が大正時代に、同寺の本堂が焼失した際には自ら音頭を取り、佐賀城の建物の一部を移築し再建したとかで、なるほど近隣の寺院の中では群を抜く大きな構え。天井高く広大な本堂での演奏は、佐々木さんの技術をさらに増して聴かせてくれるはず。三味線のほか歌や踊りも披露されます。楽しみです。

 参加費は気ばろう会100円、龍泰寺は400円です。tugaru2.jpgtugaru4.jpg