今年度最後のさが学講座は、1月22日(月)に佐賀城本丸歴史館の学芸担当係長・学芸員の藤井祐介さんを講師にお招きし、「高輪築堤の英断と大隈重信の推進力」を開催しました。
講座では、一昨年前から県立博物館の南に再現展示している「高輪築堤」と佐賀藩出身の大隈重信の関わりについて、その大隈侯がダイナミックな発想力と決断力で、わが国初の鉄道を新橋・横浜間に開通させたことなどを詳しくお話していただきました。
参加された皆さんも興味深くお話を聞かれ、あたかも150年前にタイムスリップしたような感覚を味あわれていたのではないでしょうか。
校区内に再現展示されている「高輪築堤」をまだ見ていないという方も、一度訪れて幾多の困難を乗り越え、鉄道事業を成し遂げた佐賀の偉人の一人である大隈侯の志を当時に思いを馳せながら感じ取っていただければと思いました。