2月29日(木)に赤松人権ふれあい学級の第3回目の講座で、現地研修の一環として移動時の車内研修及び鳥栖市にある麓刑務所を訪問し、施設参観を行いました。
まず、現地への移動中の車内では、佐賀市社会人権・同和教育指導員の中村勝英さんに「明るく住みよい社会を作るために」と題して更生保護活動と犯罪者・犯罪被害者のそれぞれの立場における人権についてお話をしていただきました。
次に、移動後の麓刑務所では、施設内見学と更生への取り組みや地域ができることなどについて内倉智明法務事務官看守長から詳しく説明をしていただきました。受刑者の再犯防止のためには、地域社会における一人ひとりの理解が不可欠で支援と協力が欠かせないことを学びました。
今回の人権ふれあい学級は、施設参観を行うことで、被収容者の実情及び施設の概況等を認識し、矯正行政への理解を深め、地域における社会推進活動に活かしていくための有意義な研修となりました。
○中村佐賀市社会人権・同和教育指導員による車内研修
○麓刑務所での法務事務官による施設説明等
○麓刑務所では全国矯正施設職員の制服縫製作業を主要作業としています
○玄関前での集合写真
○帰りの途中、かえる寺とも呼ばれている如意輪寺(福岡県小郡市)に立ち寄り、副住職から法話をお聞きしました。