令和3年9月28日(火)、今年度第3回目の学ばん場が開催されました。
今回のテーマは「肥前国庁跡について」。佐賀市文化振興課から職員の谷澤仁さんが、わかりやすく説明されました。
7世紀後半から8世紀にかけての日本を取り囲む、東アジアの情勢、律令国家の成り立ちから国庁がつくられた歴史の流れ、国庁の組織や中で働く当時の人々の生活など、身近に感じられるような内容でした。
奈良時代、平安時代はたしかに学校で習った気がするわりに、あまり具体的にイメージができていなかったのですが、自分が住む地域に当時の重要な施設の跡があり、働く人が暮らしていたことを知ると、ずいぶん印象が変わったと思います。
参加者アンケートでも、
「日本国の基礎固めの部分の勉強になった」、「肥前国庁跡にぜひ行ってみたい」と書かれていました。