富士町内野地区の西光禅寺の山門そばに7本の、なんじゃもんじゃの木が植樹されている。
このなんじゃもんじゃの木は、十数年前に檀家の方より寄贈されたもので植樹されている。
白く可憐な花を咲かせていて、近くで見るとより一層、かわいらしい。
青空に白い花が良く映えて綺麗でいつまでも眺めていたくなる。花言葉は「可憐、清廉、清楚、純真」など純白な花にぴったりな意味だと思う。
実は、なんじゃもんじゃの木は天然で生息している個体数が少なく、また生息している地域も限られている。
対馬列島、愛知県の限られた場所、長野と岐阜の県境、日本列島に点々と点在していて絶滅危惧種でもある。
そのため、保護活動の一つとして植物園や公園、神社などに植樹し個体数を増やしたそうだ。
レッドデータリストに入っている事、加えて、どうやって日本列島に点在する生息ができたのか、
なんじゃもんじゃが珍しいと言われる所以がわかったような気がした。
来年もまた再来年も変わらず可憐な花を咲かせてほしい、変わらぬ自然の富士町で地球でと花に願いと祈りを込めて
見上げた五月晴れの空の下。