7月8日(金)の生涯学習講座では、講師にらいふ薬局高木瀬店薬剤師の為近太郎さんをお招きして、「薬との上手な付き合い方」を開催いたしました。
お話の内容としては、薬を飲むタイミングや避けたい飲み合わせについてご説明いただきました。
避けたい飲み合わせには、「高血圧薬+グレープフルーツ」、「抗結核薬+マグロ・チーズ」、「睡眠薬+アルコール」、「抗菌薬・抗生物質+牛乳」、「ワルファリン+納豆・クロレラ・青汁」、「胃薬(制酸剤)+炭酸飲料・牛乳」、「免疫抑制剤・強心剤など+セントジョーンズワート」などがあり、「アルコール」においては薬剤との併用は避けるべきとのことでした。
薬は水かぬるま湯で飲むのが良いそうです。緑茶・紅茶・ウーロン茶には、カテキンとタンニンが含まれていて薬と相互作用する場合があるとのこと。(市販の緑茶くらいの濃さであれば問題はないでしょうとのことです。)なお麦茶には、カテキンもタンニンも入っていないとのことで、水がなければ麦茶でもよいそうです。
2種類以上の薬を同時に服用すると、薬の相互作用がおこり効き目が強くなったり弱くなったりすることがあるそうです。これからは、お薬手帳をちゃんと提示できるように携帯しておこうと思いました。
ご説明後、参加者の方々から次々と質問がありました。関心の高さが伺えました。
講師の為近さん
講座の様子
参加者の方々からたくさんのご質問がありました