(嘉瀬公民館)ことぶき大学~明治維新150年関連講座

嘉瀬公民館

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現在開催中の「肥前さが幕末維新博覧会」にちなんで、
幕末維新期の佐賀に関する講座を、2回シリーズで実施しました。

7月31日(火) 10:00~
1回目の講師は、佐賀城本丸歴史館企画学芸課長の浦川和也さん。
テーマは「鍋島直正と幕末佐賀藩」

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反射炉や鉄製大砲、実用蒸気船の製造など、幕末佐賀藩の科学技術は国内トップだった。
鍋島直正の藩政改革、教育改革など。「直正は世界を見ていた。」

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まさに『日本の産業革命は佐賀から始まった』と納得のおはなしでした。
当時の佐賀藩の近代化、その技術や人材育成にとても関心させられました。


8月28日(火)
2回目の講師は、浦川さんに続いて佐賀城本丸歴史館から、学芸員の藤生京子さん。
テーマは「1867年パリ万博と佐賀」

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1870年代にヨーロッパで流行が始まり現代も続く「ジャポニスム(日本の工芸品に関する関心・研究)」。
そのきっかけは、パリ万博で日本の工芸品が高い評価を得たことで、その中には佐賀藩の陶磁器が。

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また、昨年本丸歴史館で開催された「パリ万博と佐賀藩」特別展のため、渡仏された際の苦労話など。
学芸員のお仕事についても、楽しく話していただきました。

皆さん興味深く熱心に聴講されていました。
ふるさと佐賀の歴史に触れて、佐賀のすばらしさを再認識できたのではないでしょうか。

次回の予定は、9月25日(火)午前10時から、『自彊術~元気になる体操~』です。

(嘉瀬公民館 内山)