嘉瀬町百景#10 二宮金次郎像(嘉瀬小)

嘉瀬公民館

嘉瀬公民館

嘉瀬小学校の正門を入ると、右手に二宮金次郎像があります。ちょっと小さい金次郎、台座も含め1.3メートルほどでしょうか。

江戸時代後期、小田原の農家に生まれた二宮尊徳(幼名:金次郎)は、農政家、思想家となり農村復興の指導者として活躍しました。幼い頃家の手伝いをしながら熱心に勉強に励んだといいます。薪を背負って本を読む姿が像になり、全国の多くの学校に設置されました。

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薪を背負う少年の姿は、現代の小学生にどう映っているのでしょうか。今なら、妹を背負っていたら大いに共感を得られそう。



ほんの数世代前まで、誰もが学校へ行き勉強ができるわけではなかった。世界では今も、貧困や紛争などで、学べないどころか労働を強いられる子どもがいる。そうした事実は、現代を生きる子どもたちにも知ってほしいものです。


金次郎、炭治郎という二人の少年。世の中を良くするため、並々ならぬ努力を重ねたことは違いがなさそうですね。