祝!まなざしキラリ賞/おはなしや、藍・愛をつむぐ会

嘉瀬公民館

嘉瀬公民館

嘉瀬町で活動する『おはなしや』と『藍・愛をつむぐ会』が令和2年度第11回まなざしキラリ賞を受賞し、先日佐賀市青少年センターで行われた授賞式にそれぞれの代表の方が出席しました。


R2 まなざしキラリ賞.jpg(前列右端藍・愛をつむぐ会代表右近さん、後列右から2人目おはなしや代表野方さん)


まなざしキラリ賞は、子どもを育む4つの場(家庭、地域、企業等、学校等)で、4つの視点(命、自立、他者とのかかわり、子どもを取り巻く環境)を基準に"キラリ"と光る取り組みをしている団体や個人を、佐賀市教育委員会が表彰するものです。


『おはなしや』の活動は平成11年に始まり、毎月2回嘉瀬小で学級毎に読み聞かせを行っています。現在メンバーは13人。子どもたちに本の面白さ、楽しさを伝えています。

『藍・愛をつむぐ会』は、平成17年に発足。毎年嘉瀬小の6年生とその保護者に対し、藍の葉の刈り取りや藍染めの指導を行っています。嘉瀬小の藍染めクラブ活動では、藍染め、綿摘み、糸繰りなどの貴重な体験の場を提供。嘉瀬小の児童にとって身近な存在になっています。

R2 藍・愛をつむぐ会集合写真.jpg(藍・愛をつむぐ会のみなさん)



数年前「恩送り」という言葉を教えてもらいました。誰かから受けた恩を直接その人に返すのではなく、別の人に送ること。二者の間で完結させず、善意を第三者に回すことで社会に正の連鎖を起こそうという考えだそうです。「子どもへのまなざし運動」は社会全体で子どもを育む市民運動ですが、「恩送り」に通底する気がするのでした。