嘉瀬校区防災訓練(報告)

嘉瀬公民館

嘉瀬公民館

嘉瀬まちづくり協議会防災・安全部会が主催する防災訓練が11月21日(日)、嘉瀬小学校体育館で2年ぶりに開催されました。これまでは毎年、避難訓練を中心に行われてきましたが今回は内容を変更。自治会長や民生委員などが参加し、避難所で使う用具の点検と取扱い方法の確認を行うことになりました。

初めに、防災・安全部会の松本部会長が「近年は災害が頻発し、たびたび避難所が開設されるようになった。大規模災害が起こった時には、行政だけに頼るわけにはいかない」と話し、間仕切用のテントや新たに購入した発電機などについて説明しました。

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参加者全員でテントを立てたり、簡易ベットを作ったりしたあと、地域のボランティア団体・せいらんボランティアの時尾さんが車椅子の扱い方を指南。体育用のマットを段差に見立て、実際に人を乗せて車椅子を押してみた人たちからは、「初めて車椅子を触った。いい経験になった」「思ったより難しかった」といった声が聞かれました。

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アウトドア好きの消防団員杉町さんは自宅からキャンプ道具などを持参。「避難所に行かない選択肢もある。寝袋やマット、簡易の汚物処理セットなどは自宅避難の時に役に立つかも」という話に、参加した人は熱心に耳を傾けていました。

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訓練終了後は参加者全員が参加して、意見交換会が行われました。「大勢が避難する場合、あらかじめ自治会ごとの区割を決めておいたほうがよい」「避難所では身近な人が相談しやすい。自治会役員の目印として、自治会名が入ったジャンパーなどがあれば」などの意見が出されました。
(参加者33人)