嘉瀬小6年生の藍染め体験

嘉瀬公民館

嘉瀬公民館

嘉瀬小6年生の藍染め体験会を9月2日(金)、嘉瀬公民館の藍染未来工房で開催しました。指導するのは、嘉瀬町で活動する「藍・愛をつむぐ会」のみなさんです。


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朝摘みとったばかりの藍の葉で作った液で、絹のハンカチを染めます。液は緑色ですが、繰り返し浸けるうちに真っ白のハンカチがだんだんと青色に変わっていきました。ハンカチはあらかじめところどころを輪ゴムなどで縛っており、縛った部分は染色されないため一人ひとり違う模様が出来上がりました。6年生は互いに作品を見せ合い、歓声をあげていました。

児童のひとりは、「始める前、どんな柄になるのかわくわくした。卒業式で身に着けたい」と満足そうに話しました。

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嘉瀬小学校の前身は青藍高等小学校といい、今でも校内あちこちに『青藍』の文字が掲げられています。由来となる漢文を諳んじる子も多い。とはいえ、現代の子どもは藍の栽培風景はもちろん藍染めを目にする機会もないため、子どもたちのためにと奮起した町内有志のみなさんが、平成14年に嘉瀬町で藍の栽培を始めました。以後毎年嘉瀬小の6年生は藍について学び、藍染めを体験しています。



主催:嘉瀬公民館、嘉瀬小学校
参加者:34人