外国人留学生と交流!アートイベント

嘉瀬公民館

嘉瀬公民館

外国人留学生と嘉瀬小児童が交流するイベントが12月16日(土)、嘉瀬小体育館で開催されました。西九州大学短期大学部から、牛丸和人先生と留学生5人を含む学生13人が参加。SDGsについて学びながら、交流を楽しみました。

R5_12 多文化共生(1).jpg
前半は、牛丸先生がSDGsについて大学の取り組みなどを紹介しながら分かりやすく説明。大学では留学生のために、食堂のメニューに原材料をイラストで表示したり、礼拝所を設けたりしているそうです。学生が制作した「もったいない」をテーマにした紙芝居などもあり、子どもたちは静かに聴き入っていました。


R5_12 多文化共生(2).jpg
後半は色画用紙を使ったワークショップが行われました。石丸先生は「上手とか下手とか関係ない。自由に描いて」と、絵ではなく模様を描くように指導。子どもたちはクレヨンを重ね塗りしたり、ティッシュを使って模様をぼかしたりして、のびのびと楽しんでいました。ハート形に切り抜いた画用紙を大きなボードに思い思いに貼って、作品ができあがりました。


R5_12 多文化共生(3).jpg
最後は、嘉瀬町のみなさんから留学生へ冬物の衣類が贈られました。衣類は家庭から持ち寄った古着ですが、まだまだ使えるものばかりだそう。


R5_12 多文化共生(4).jpg
この催しは嘉瀬まちづくり協議会が主催し、嘉瀬町の『どようひろば』の一環として行われ、子どもと大人合わせて約150人が参加しました。企画した嘉瀬まちづくり協議会副会長の藤井さんは「留学生と交流し外国の文化に触れることができた。学びの中に創る楽しさもあり、子どもから大人まで楽しめたのでは」と手応えを感じていました。

主催:嘉瀬まちづくり協議会
(佐賀市多文化共生推進事業)



R5_12 多文化共生(5).jpg作品はしばらくの間、嘉瀬公民館の玄関ホールに飾ります。