10月17日(日)、今年度第1回目のフットパスを開催しました。
当日は、前日までの暑さが嘘のようなさわやかな秋日和となり、校区外から多くの参加者もあり、総勢82名、ゆっつら~と大願寺地区の散策を楽しみました。
コースは、校区公民館~大願寺廃寺~健福寺~赤坂山展望台~大久保台場。各ポイントでは、佐賀市文化振興課の谷澤さん(川上校区在住)の興味深い説明を受けました。特に、公民館のすぐそばの七ヶ瀬遺跡は、県内で初めて「3種の神器」がセットで出土したこと等から、この地が古代ロマンあふれる地域であることに郷土愛を強くしました。
出発前の状況
大願寺は、200m四方の寺域を持つ奈良時代建立された佐嘉一の大きな寺であったとのこと。またこの廃寺の鐘が小城藩主千葉氏の郷里千葉県で発見された話に、ますます郷土について興味がわいてきました。
僧・行基が創建といわれる健福寺では、国宝・重要文化財の銅鐘、「佐賀の歌仙」・今泉蟹守翁の歌碑の話を伺いました。
赤坂山展望台では、「あんみつ姫」の接待をうけながら、佐賀平野を眺め佐賀・竜造寺と大分・大友の九州覇権争いに往時を偲びました。
大久保台場では、時代の曙がここから始まったことに大変感銘しました。
次回のゆっつらーと川上フットパスは11月20日(土)「晩秋の川上路を楽しみましょう」
"楽しいみかん狩り体験付き"を予定します。皆様のご参加をお待ちします。