令和4年7月28日(木)、川上校区の歴史を学ぶ講座の第3回目は、校区在住で市文化財課職員の谷澤仁さんを講師に、6〜8世紀頃の地方支配制度を通して、当時の川上について話していただきました。
21名の受講があり、ヤマト王権の地方支配制度(大化の改新、律令国家など)、国府の役割、川上の官衙関連遺跡について学びました。
国指定史跡「肥前国庁跡」は奈良時代後半から平安時代前期にかけて、古代肥前国の中心となった役所跡で、国庁の全容が明らかになっている全国でも数少ない遺跡です。ここで働いていた人々の様子をくわしく知ることが出来ました。
また、川上校区には奈良時代の官衙関連遺跡も多く、東山田・西山田遺跡群、大願寺廃寺跡(五社神社)氏寺、大願寺二本松遺跡などがそれにあたるそうです。
第4回「今山の戦いにみる中世」は、令和4年8月25日(木)10:00〜11:30に開催します!興味関心のある方は、ぜひお申し込みください。