11月20日(日)第2回川上フットパスを行いました。
今回も、約60名を超える多くの皆様のご参加を頂きました。一昨年の大雨による危険個所は復旧され整備された"古刹の道"コースを歩きました。行程は、與止日女神社~水上集落里中~万寿寺~(古刹の道)~十三塚古墳~実相院仁王門を約3時間で行いました。
絶好の天候に恵まれ、紅葉に彩られた秋の川上路をゆっつらーと楽しみました。
河畔を歩き與止日女神社へ
與止日女神社では、佐賀市文化振興課の谷澤さん(川上校区在住)から神社の由来を聞きました。神社の祭神様は、與止日女命(神功皇后の妹)で、満珠・干珠の珠をもって敵船を転覆させ、神宮皇后の半島進出を支援したそうです。実相院への西門は、室町時代後期に創建され、柱の楠材は当時のものだそうです。
與止日女神社から万寿寺へ。万寿寺の登り坂の手前で一息入れました。
万寿寺上空からの景色をご覧ください。どこらへんで集合写真を撮ったかわかりますか?
万寿寺では、白玉饅頭の接待を受け、集合写真を撮りました。マスクを外された皆様のお顔はとても明るかったです。
古刹の道沿いの十三塚古墳は古墳時代中期初頭のもので中には、2体がさしあわせ埋葬された石棺と貴重な鏡は県重要文化財に指定されているそうです。足場は少し悪いですが内部室まで入れます。5~6人入っても十分の広さがありました。多くの参加者が体験しておられました。十三塚古墳(円墳)から舩塚古墳(全方向円墳)の流れを見れば、大いなる勢力をもった君が存在し、繁栄していたことが想像されます。
実相院仁王門では、正面の額「神通密寺」、あ・んの仁王等の由来を聞き、創建時代の荘厳さが偲ばれました。空撮のドローンに手を振って、楽しい秋の一日に感謝。
次回のゆっつらーと川上フットパスは2月19日(日)「佐賀平野の眺望を求めて男女神社へ」舩塚古墳~男女神社のコースを予定します。皆様のご参加をお待ちします。