令和5年2月19日(日)、第3回川上フットパスを行いました。
今回は、約50名の方が参加されました。早朝までの雨も上がり、佐賀平野の眺望を求めて、ゆっつらーと半日、今山・横馬場地区の光明寺跡~男女神社~みそごろ石~舩塚古墳を巡りました。
かわでんを出発、赤坂山をみながら光明寺跡へ
光明寺跡では、横馬場~大願寺~水上~川上にかけての大伽藍の多くが、今山の合戦で焼き払われてたと聞きました。
みかん畑のイノシシ柵沿い~男女神社参道
男女神社では、熱いお茶と白玉饅頭の接待を受け、祭神様がイザナミ・イザナギの男と女の神様であることをききました。また神社のそばに横穴式石室の古墳があり、黄泉の国の神話を思い出しました。
昭和24年のジュデス台風は、川上地区に大災害をもたらしました。ここ横馬場では高取山東谷で山津波が発生、一気に大音響とともに集落をを襲い死者18名とともに岩石原に変えたそうです。
土石流の跡の「みそごろ石」の説明を受け、横馬場集落を抜けて舩塚古墳を目指します。
県下最大の前方後円墳「舩塚古墳」は、周囲には7つの陪塚や濠の跡がみられ、佐賀平野の有力豪族「佐嘉の君」の奥津城(神道の墓)にふさわしい威容を誇っています。(参照:知っておきたい郷土の歴史から)
生憎の曇り天気ため、雲仙岳や有明海を眺めることはできませんでしたが、4年ぶりの横馬場地区でのフットパス実施を皆様楽しんで頂けたようです。
次回は、3月21日(祝)「水辺のやすらぎと歴史散歩」白山神社~名護屋橋~石井樋~龍徳院餓死塔~一の鳥居のコースを予定します。駐車場は、白山神社北川広場で9時受付です。皆様の参加をお待ちします。