今回は、佐賀県防災士会の柴田旬道氏を講師に大規模地震災害など緊急時におけるトイレ事情と阪神淡路大震災時の現状について講演をしていただきました。30年前に起きた阪神淡路大震災は戦後の日本において最悪の直下型地震で、死者数6,000人以上という都市部で甚大な被害が発生しました。当時現地でボランティア活動をされていた講師の柴田さんは悲惨な世界を目の当たりにしながらの活動体験をお話しされました。また、水・食料より早く必要になるのがトイレでトイレが使えなくなることが最大の問題で、衛生面・防犯面・健康面でのリスクが高まるため携帯トイレ(1人1日5~7回×最低3日分)の事前の準備が不可欠であることもお話しされました。災害時に起こるトイレの現実を多くの人に知っていただくことが大事であることを考えさせられた講演でした。「防災とは備えること。生きること。」「非常持ち出し袋は個々人で違う。自分が使うものを備えておく。」「持出し袋個々人の共通の中身は携帯用トイレと水。」「自助・共助は多くの命を救う鍵となる」
【於:校区公民館 12月12日(金)参加者:110名 自主防災会・公民館・校区団体との共催】
川上の各団体から多くの皆さんの参加をいただきました 講演会の様子です
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