自分たちで育てた米使い餅つき会 横江地区

山田 宏一郎

山田 宏一郎

久保田町横江地区で23日、10年以上続く恒例の餅つき会がありました。小中学生約40人が、地域の大人たちと一緒にきねを振るいました。

もち米は、地元の農家西岡正博さんの田んぼでできた30キロ。これは、子どもたちが日曜日を利用して田植えや稲刈りを行ったものです。子どもたちは我先にときねを持ち、「1!2!3!」と元気に掛け声をかけながら交代で餅をつきました。周りからは「もっと力を入れて!」「それじゃ餅にならんよ!」などと声がかかり、笑い声も上がりました。また、仕上げに大人や高校生たちが手早くきねを振るうと歓声が上がるなど、盛り上がった様子でした。

出来上がった餅は拳ほどの大きさに切り分け、きなこなどを着けて食べました。豚汁もふるまわれ、子どもたちは「やっぱり自分で育てて、自分でついた米は違うね。おいしい!」と楽しそうに頬張っていました。

区長の岸川辰男さんは、「子どもが集まる機会が減っているので、こういった会を大切にしたい」と目を細めていました。

20181228232800-5d3c64f6233d0e8c922755864ac2c04fd45c0009.jpg20181228232759-f635fdbaaa792d2e077f44db77c04860f474b907.jpg20181228232800-245d5fb41bffaf193ad72089a675abb488e7cffd.jpg