環境問題・《私たちの安心な暮らし》のために

久保田公民館

久保田公民館

8月4日(木)に久保田公民館大会議室で、公民館主催「環境教室」を開催しました。

県環境サポーターの茶納三津栄さん(江戸)を講師にお迎えし、「環境問題・《私たちの安心な暮らし》のために」をテーマにお話していただきました。

環境1.jpg普段からよく耳にするようになった「SDGs(エスディージーズ)」という言葉。みなさん、ご存知ですか?「SDGs」は2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標で、持続可能な開発目標を意味する「SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS(サステイナブル デヴェロップメント ゴールズ)」の頭文字を取ってつけられた言葉です。「SDGs」には「世界を変えるための17の目標」があります。

環境2.jpg近年話題にもなっている「食品ロス問題」について、安いからとまとめ買いをしたり、限定品だから、ポイントがつくからとあまり必要ないのに買ってしまったりすることが食品ロスにつながるので、それらをやめることは(2)飢餓をなくそうに寄与することになります。また、野菜クズや果物クズなどを捨てる時には、捨てる前に1日でもいいので天日干しすることは、(11)住み続けられるまちづくりをや(13)気候変動に具体的な対策をに寄与することができ、みなさんひとりひとりができる身近な「SDGs」だとお話されました。

他にも、下記のような自分一人からでも始められる簡単な「SDGS」をご紹介されました。

○見てないテレビや照明は消す → (7)エネルギーをみんなに そしてクリーンに

○お風呂や歯磨きでは必要以上に水を出さない → (6)安全な水とトイレを世界中に

○プラスティック製品より自然由来の商品を購入する → (12)つくる責任 つかう責任

○自治会や公民館活動に積極的に参加して教養を高める → (4)質の高い教育をみんなに

○終生までこの地で活躍する → (11)住み続けられるまちづくりを

環境3.jpg

最後に、「普段生活する中で、自分のことだけではなく、身の回りの多くの人々、動物や植物のこと、そして未来の地球に生まれてくる新しい命、将来の自分のことを想像してみましょう。あなたのその行動が感動を呼び、周りを動かし「私たちの安心な暮らし」を目指していることに気づくはずです。」とおっしゃっていました。

みなさんも知人や友人、ご家族などと一緒に、今一度環境について考えてみてはいかがでしょうか?