思斉館の5年生が田植え体験

山田 宏一郎

山田 宏一郎

 佐賀市久保田町の思斉館小学部5年生55人が22日、下新ヶ江地区にある中野久さんの田んぼで、田植えの体験を行いました。子どもたちは慣れない田んぼに足を取られながらも、一つ一つ丁寧に「さがびより」の苗を植えていきました。

 JAさが久保田支所の青年部も参加して、子どもたちにアドバイス。「おいしくなるようにお願いしながら、優しく植えてね」と、あまり強く苗を植え込まないようにコツを伝えていました。子どもたちはぬかるんだ泥で足を滑らせるなど苦戦していましたが、横一列に並んで苗が等間隔になるように慎重に手植えを行いました。

  子どもたちは稲を植え終わると、「手植えは大変だから、今は田植え機を使っています」と説明する中野さんの田植え機に乗せてもらい、実際の田植えの様子を体験しました。

 この田植え体験は、地域の産業などについて学ぶ総合学習の一環で、毎年5年生を対象に行っています。参加した児童は「田んぼがぐにゃぐにゃして動きにくかった」「丁寧に植えたから、元気に育っておいしく食べてもらいたい」と感想を話していました。

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