コロナ禍により2回中止していた認知症の講座を1月18日(木)に実施しました。
佐賀大学医学部附属病院 認知症疾患医療センターの井上美和さんを講師に認知症についてお話をお聞きしました。
人生100年時代と言われ、平均寿命より健康寿命が気になるところですが、高齢者の85歳以上の半数超(55%)は認知症になるとも言われており、参加されたみなさんも他人事ではないと真剣に受講されていました。
講師の井上さんからは、栄養のある食事や軽い運動を行い、散歩がてら外に出て人と話をすることが、認知症の予防につながるとのお話でした。
家族や周囲の認知症の人には、さまざまな症状への対処法・声かけの仕方やNGワードなどを分かりやすく教えていただきました。
かかりつけ医を持ち、高齢者の相談窓口「おたっしゃ本舗」の活用や介護保険のサービスを積極的に活用しましょう。
認知症になっても希望を持って、日常生活を過ごせる共生社会を目指し、まずは食事や運動などの生活習慣を見直し予防に努めたいと思いました。