9月3日(水)人権学習講座(4回目)を開催しました。今回は全国に700万人とも言われる「認知症」について、松岡指導員からの講話やDVD「認知症と向き合う」を視聴しました。認知症は決して「病気」ではなく、認知機能が働きにくくなったために、生活上の問題が生じ、暮らしづらくなっている「状態」であり、周りの人は本人の尊厳を傷つけるような言動に特に気をつけることが大事だと教えてもらいました。令和6年1月には「認知症基本法」が施行され、同年12月には「認知症施策推進基本計画」が閣議決定されるなど、今後は「新しい認知症観」に基づく施策が展開されてきます。誰もが認知症になり得ることを前提に自分ごととして理解、行動することを考える講座でした。