8月28日(土曜日)10:00~松梅しあわせ塾を開催しました。
今回のテーマは「認知症を知ろう」です。
安心して認知症になれる地域づくりを、みんなで考えました。
認知症になっても相当進行するまで、日常生活に必要な能力は失われることはないし、認知症は人生の一部であるため、一人の人間として向き合うことが大切である。
認知症の方と関わる側の姿(人的・物的環境)は合わせ鏡の関係である。
認知症の人は何かがおかしい。ということは本人が一番わかっています。それが言えるか言えないかは、家族や周りの人にどれだけ心許せるかということにかかっています。それを否定しない、怒らない、とにかく聞いてみるという姿勢が大切です。(認知症介護情報ネットワーク「もしも」引用)
等の説明を受けた後、認知症の人の思いを知り、認知症の人との接し方を考えました。
◎火を消し忘れて、鍋を焦がしてしまった。
◎友人との待ち合わせの時間を続けて間違えてしまった。
◎若い時に住んでいた町を思い出し、近所をさまよっている。
◎いつも置く場所に財布や鍵の入ったカバンがない。
このような状況で、あなたはどう声をかけてほしいかをグループで話しあい、実際に寸劇をしていただきました。
シナリオもない中で、認知症役の方が上手に誘導してくださり、「驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない」の認知症の人への対応の心得を踏まえて、上手に認知症役の方をエスコートされていました。
△演じなくてはいけなくなって、パニックになったけれど、演じてみてこうしたらいいんだということが分かって、勉強になった。
△とても分かりやすく、一体感が良かった。
△演劇でより分かりやすく親しみが持てた。日ごろから自分らしく生活する事、人生をどのように生きていきたいのかを考えたりしていこうと思った。
等の感想をいただきました。
次回最終回は9月11日(土)10:00~ 「つながり支え合う地域づくりを作るために」を開催します。お楽しみに。