令和5年8月23日(水)、27人が参加し、松梅公民館主催の長寿社会支援事業の第1回目を開催しました。講座の内容は、最新の交通安全危険予測シュミレータを使用した歩行者向けの参加体験型の交通安全教室です。
佐賀県警察本部交通部交通企画課から2人の警察官を講師に迎え、初めに、
○ 道路横断時は自らの安全を守るため
ハンドサイン(注1)で渡る。
の重要性等について説明されました。
(注1)手をあげる、手を差し出す、ドライ
バーに顔を向ける、ドライバーの目
を見る
その後、最新の歩行者向け交通安全危険予測シミュレータ(三画面映像)を使用した参加体験型の交通安全教室に移りました。参加者がシミュレータの前でその場で足踏みをしながら、
○ 横断歩道を渡る時や歩道を歩く時の
注意点を学ぶ。
ことができます。
★ 横断中、車とぶつかりました。
最後は、専用ゴーグルを着装してのVR(注2)体験を通して
○ 左折車両のタイヤの内輪差を知る。
という講習内容でした。360度の映像を映すことで、実際にその空間にいるような感覚になるので本当に車がぶつかってくるような疑似体験となります。体験者は「わっー」と叫んで思わず仰け反られていました。
(注2)「Virtual Reality」の略で、「仮想現
実」と呼ばれています。
参加者からは、
○ 道路の横断について注意しなければ
ならない点がいくつかあり、改めて勉
強になりました。
○ シミュレータ体験で交通マナーの大
切さがわかりました。
○ 車が止まってくれるだろうという思
い込みが怖いと感じました。
などの声が聞かれ、実効ある交通安全教室となりました。
※ 補足
交通安全教室の前に、佐賀市地域政策
課「地域おこし協力隊」の方から、椅子
に座った状態でできる簡単な健康ヨガ体
操の指導を行っていただきました。