松梅地区は山間にあるため、毎年、豪雨災害等により被災するおそれが高く、まさに松梅防災会(西公一会長)は"松梅の守りの要"という立ち位置にあります。
そのような中、松梅防災会は、9月17日(日)、18日(月・祝)、24日(日)の3日間、校区内19の自治会を5班に分け、松梅公民館及び名尾公民館において「AED講習会」を開催しました。講習会講師として北部消防署の救急隊員を招き、5回の講習会に延べ149人が参加されました。
講習会は、
①心肺蘇生法
②AED使用法
をメインに行われました。
救急隊の方から倒れている傷病者を発見した場合の対応について手順を追って説明が行われ、1分経ったら10%蘇生率が下がるので胸骨圧迫については早急に行うことが重要であり、人形を使って具体的に要領を説明されました。また、AEDの使用についても、電源の入れ方、音声メッセージに沿って救助者がやるべきことを分かり易く説明されました。
それぞれ①②の説明の後は、参加者による人形を使っての訓練を行い、対応手順の確認を行いました。
質問時間には次のような質問や感想がなされ、参加者の熱気が感じとれました。
《質問》
・松梅地区にはどこにAEDはあるのか。
・使用後はどうしたらいいのか。
・複数人の傷病者がいたらどうするの
か。
・AEDは公民館内にあるが、その場合、
窓を破っていいのか。
・女性の下着をハサミで切ることに問題
はないのか。
・胸部圧迫で骨を折れてもいいのか。
・使用例で多いのはどういう場合なの
か。
《感想》
・これまでも受講したが、時が経つと
忘れてしまうのでこれからも
開催してもらいたい。
・いつ自分がそういう場面に遭遇する
か分からないのでためになった。
★ 「佐賀新聞」登載記事
★ 9月17日(日)松梅公民館