「松梅ホタル研究会」の活動
松梅まちづくり協議会の事業の中には、松梅の風光明媚な自然の魅力を掘り起こすため、令和元年に「松梅ホタル研究会」が立ち上がっています。同研究会は、5月末からホタル飛翔に合わせてカウント表を作成し、観察場所、時間ごとに飛翔数を調査しています。
松梅校小学部3・4年生の総合学習時間に「松梅のホタルのかんさつ」状況を報告
「松梅ホタル研究会」は、令和6年5月24日(金)、小中一貫校松梅校の理科室において、小学部3・4年生(19人)の総合学習時間の授業を利用し、研究状況の報告を行いました。
講師は、松梅まちづくり協議会「松梅ホタル研究会」の研究会長・納富清吉氏と写真映像担当の柳本繁弘氏です。
はじめに、柳本さんから、松梅にいるゲンジボタルやヘイケボタル、ヒメボタルの3種類のホタルについて映像を見せながら、その特徴や県内で多く見られる場所、何を食べているのかなどについて説明がありました。
★ゲンジボタル
★ヘイケボタル
次に、納富さんから、平成28年から8年間にわたる研究の成果等について説明がありました。具体的には、
○松梅で見られる箇所
○見られる時間帯、気候状況
○問題点や対策
○ホタルの魅力
などについて説明がありました。
★参考〜しいたけの胞子が出ている写真であり、プロの技です。
児童からは、
○餌となる「カワニナ(淡水生巻貝)」
がいて良かった。
○松梅にはゲンジボタルが多いことが分
かった。
○ホタルが飛ぶ名尾川にしたい。
などの意見が出るなど、有意義な総合学習時間となりました。