「松梅女性の会」が"女性のからだをまもるための研修会"を開催しました

松梅公民館

松梅公民館

悩める女性の話し合う場を設定
 「松梅女性の会」(副島恵美子会長)では、体の不調のことが話題となったことから、悩める女性の話し合いの場を作ろうということで、6月1日(日)松梅公民館において「女性のからだをまもる研修会 〜 第1回更年期ってなに?〜」を開催されました。
 この研修会の開催にあたっては、松梅居住の佐賀大学医学部教授の鈴木智惠子氏にご尽力をいただき、講師選任については、鈴木氏の同僚であり、長年、更年期について研究をされている佐賀大学医学部名誉教授の佐藤珠美先生が講師を務められました。当日は校区内外から29人が参加されました。

★主催者・副島恵美子会長からの挨拶
20250604154616-48dc1fa12675b1a3da84f61116858fb77ab630ae.jpg★松梅校区食生活改善推進協議会・小副川博子会長からの挨拶
20250604154658-24d6499d32d3f2b022a0f22df27561f574f28cc4.jpg★佐賀大学医学部・鈴木智惠子教授からの挨拶
20250604154721-1490e9404145c927a6ad7b2679cc532142343c7c.jpg講話の内容
 
佐藤先生は、更年期の研究について、女性が困っていることを早期に予防、軽減することができれば生活の質(QOR)が向上することから、何とかしたいという思いで研究を続けてきたと語られ、以下の項目について講話をされました。

 ○更年期の時期、症状、障害
 ○更年期障害の原因
 ○人生の再評価の時期 

 特に耳目をひいたことは、以前は更年期は病院でも取るに足りないものとして診察もされないことも多かったが、近年では様々な研究がなされて症状に応じてホルモン充填や投薬など治療もできるということでした。

20250604163103-ac945e6e10511086b87d4c37587d0ac41f8c02bb.jpg20250604163142-2beb3d43b57102cf5b65564ea02ce3c5cfa00e3d.jpg 途中、休憩を兼ねての参加者同士の話し合いの時間を設けられ、これまでの症状や障害にtついて自分たちで話合い、打ち解ける時間もありました。

★隣の人と話し合う時間
20250604155106-00940443767c7e3bd7f715e419dd5b76266bd900.jpg20250604155129-ec5790ff23a6b493914c4b403def5c0a0b8e9c7f.jpg質問
 ○
更年期に対する明確な判断基準はない
  のか。
 ○腰が痛いのも更年期障害なのか。
 ○平均寿命(女性87.14歳)と健康寿命
  (女性75.45歳)には年数の差がある
  が、その間は何をしているのか。
 など。

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参加者の反応
 ○
体に不調が起こった時、対応方法を知っ
  ておけば助かるので今後も研修会を開催
  してほしい。
 ○医師から「加齢からです。」と言われた
  が、ほかに対応できる方法もあるのでは
  ないかと思う。今回のように先生の話を
  聴いたり、人と話し合う場ができたのは
  良かった。

主催側のまとめ
 
体のことを何処に相談したらいいのかわからない。そういった場合、話し合うグル
ープができることは心強いと思います。今後も話し合う場を設けて研修会を開こうと
思っていますので皆さん方の意見、アイデアをお願いしたい。