熱中症警戒アラート頻発のおそれ
統計を取り始めてから最も早い梅雨明けとなり、これから本格的に厳しい暑さを迎えることになります。今後、連日のように猛暑日が続くおそれがあり、熱中症警戒アラートが頻発することが予想されます。
このような気象情勢を踏まえ、松梅防災会(西公一会長)は、6月29日(日)小中一貫校松梅校体育館において、熱中症をはじめ、病気や各種事件事故により、人が倒れている事案に遭遇した場合におけるAEDの取扱いについて講習会を開催しました。この講習会は、佐賀広域消防局北部消防署員4人が講師を務め、住民の方72人が参加しました。
★会長挨拶北部消防署員によるデモンストレーション
先ず、北部消防署員が救命の流れについてデモンストレーションを行いました。老女が体育館で倒れたという想定のもと、
①意識確認
②119及びAED手配
③呼吸確認
の要領について説明がありました。参加者による体験実習
続いて4つのブースに分かれ、北部消防署員の指導の下、
①胸骨圧迫による心肺蘇生
救急車が到着するまでの間、絶え間な
く繰り返すことになるため、周囲の人
の協力が必要
②AEDの取扱い
電源入れ、電極パッドの装着、心電
図解析
の体験実習となりました。
当日も暑かっただけに体験の有無に関わらず、参加者の皆さんは真剣な表情で講習会に参加されていました。
★「胸部圧迫」体験★「AED取扱い」体験
参加者からは、
○AEDは知っているものの、取扱い要
領については自信がなかった。今日は
基本的な取扱いはマスターできたと思
うので、いざというときのために忘れ
ないようにしたい。
という声が聴かれました。