そうだったのか！！不眠対策（成人学級）

　平成３０年１０月２５日（木）　山口宏和先生（山口内科クリニック、佐賀市大和町）に、不眠症についてお話を伺いました。睡眠時の脳は、記憶の整理や情報の統合や要約、気分の調整などをしており、精神状態を良好に保つためにとても重要だそうです。なので習慣的長期に続く不眠症ともなれば原因を探し治した方がよいそうです。
　不眠の原因とその対策
１）ストレスが続いて、うつ気分の時
対策）原因を言語化する（日記、手紙など）、腹式呼吸で副交感神経を刺激するなど
２）季節の変わり目
対策）花粉、ダニ、カビなどのアレルギーを疑い、除去する
３）照度、騒音
対策）部屋の電気は消して寝る、就寝前のブルーライトを浴びない、耳栓するなど
４）トイレに何度も起きる
対策）心臓病または心臓が弱ってないか疑う（治療で改善されることも）、前立腺肥大なども治療することでトイレの回数が減る
５）なぜか昔から寝れない　　考えられる原因・・・電磁波の影響、脳の病気
など説明がありました。
　また快適な睡眠のために、寝具や部屋の状態、就寝前の食事、運動などの説明がありました。
　毎朝快適に目覚め、充実した一日を送りたい！！みなさんも同じだと思います。まずは、生活リズムを一定に保ち、アレルギーや電磁波などの対策をし、快眠生活を目指しましょう。
　なおこの講座は、佐賀県保険医協会の派遣事業として開催しました。