水難事故が無いように「ひゃあらんさんまつり」開催

南川副公民館

南川副公民館

 令和2年5月19日(火)にスポーツパーク川副脇水路にて、小鹿幼稚園の園児らが集まり「ひゃらんさんまつり」が開催されました。  
 このお祭りは、藁で編まれた舟を川に流し、子供たちが水難事故に遭わないように神様にお祈りする行事です。舟には、「ごっくうさん」(円錐型をしたおにぎり)、ふき(河童に足をつかまれても吹き上がるように)、きゅうり(河童の好物)などが供えられています。
 川副町は堀やクリークが多く存在し、水難事故も多かったそうです。そのため、水の増える4月下旬から5月の初めに水神様にお供え物をし、無事を祈願する祭りが各地区で行われてきました。以前は各地区で行われていましたが、今では南川副の南19区4班と小鹿幼稚園で行われています。
 子どもたちは、流れていく舟を眺めながら、手を合わせ水難事故に遭わないようにとお祈りしていました。
 今年は新型コロナウイルス感染防止を考慮し、小鹿幼稚園は参加者限定での開催、南19区4班は中止されたそうです。これからも川副町の歴史として長く続いてほしいと願っています。
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