鹿江地区の安寧を祈願(今古賀神社 大般若さん)

南川副公民館

南川副公民館

 令和2年5月19日(火) 川副町鹿江地区にある今古賀神社で「大般若さん」が鹿江地区の3自治会(南19区・南20区・南21区)主催で行われました。
 大般若さんでは、威徳寺、円照寺の僧侶が大般若経600巻のうち60巻を転読し、鹿江地区の「除災や五穀豊穣」「息災延命』などを祈願されます。これは、正月、5月、9月と年に3回行われ、5月は田植え前に豊作を祈り、9月は収穫に感謝するものだと聞きました。大般若経の転読に始めて参加させていただきましたが、法典のめくり方、両僧侶の太い声、読経のスピードの早さにただただ圧倒されました。
 祈願終了後、お札10枚のうち「社頭鎮静」「萬民和楽」と書かれたものを拝殿内正面の柱にはり、「区内安全」「五穀豊穣」と書かれたものを宮総代さんがそれぞれの地区内の主出入口、9箇所に立てて回られました。竹の先を割って差し込めるように作られており、今回はお札のみの入れ替えでした。
 今年に入り、世界的にコロナ禍に備える日々が続いています。この迫力ある大般若経の転読が、鹿江地区、そして川副町の難を遠ざけてくれることを祈るばかりです。
20200520160516-9e2a67cd68cabfafa71932e6a011f7fe247e7273.jpg