南川副安全安心塾特別企画~筑後川からアフガニスタンへ~開催

南川副公民館

南川副公民館

 12月10日(水)14時から南川副公民館集会室において、南川副安全安心塾の特別企画として福岡市非政府組織(NGO)「ペシャワール会」により「筑後川からアフガニスタンへ~中村哲医師の土木技術と功績を探る~」という題目で講演会とパネル展を開催しました。
 当日は校区内外から約40名が参加されました。またペシャワール会からは、古川正敏事務局長、藤田千代子PMS支援室長他、スタッフの皆様など8名の職員が来館され、講演会とパネル展をしていただきました。講演会ではまず最初に中村医師及びともに行動して亡くなられた運転手と警備員の方に黙祷を行いました。続いて講演に移り若手の山下隼人さんが、中村医師のパキスタンでの医療活動や大干ばつを受け、砂漠化した農地を回復するための「緑の大地計画」として河川から水を引いたことなど、中村医師が独学で学んだ土木技術と功績について話をされました。特に治水の技術としては筑後川の山田堰を参考にされた話など興味深い話ばかりでした。また、DVDの上映や中村医師のインタビュー映像もあり、中村医師の人柄が偲ばれました。パネル展では約40枚のパネルを展示していただきました。現地での活動の様子がよく分かり、時々ペシャワール会の職員に質問されるなどしながら見学されていました。
 講演会終了後、参加者の皆様は大変感動されていて、「参加して良かった」、「中村先生の話が公民館で聞けるとは思わなかった」、「最近の公民館の講座は面白い」など沢山の感想をいただきました。参加された皆様大変有難うございました。
当日は佐賀新聞社と朝日新聞社が取材にみえられました。
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