9月25日(月)佐賀大学教授 中尾友香梨先生を講師にお招きして歴史講座を開催しました。今回から講座の企画、準備、進行など南川副歴史倶楽部のみなさんに大いに活躍していただきました。
今回のテーマは「塡築開墾履について」。海童神社の境内に佇む古い石碑にぎっしりと刻まれた漢文は郷土の偉人、辻演年が記したものです。
28歳のときに佐賀藩の搦方の役人に任命され、責任者として奮闘した干拓工事と長崎警備の砲台の建設についての2つのことに書かれており、干拓の歴史を記録した貴重な史料と教えていただきました。
講義のあと、参加者から個人所有となっている原本を保存するにはどうしたらよいか、また、子どもたちに伝えるために冊子に残したいなど活発に意見が交換され、辻演年という偉人と塡築開墾履の内容について一気に関心度が高まりました。(27名参加)
いよいよ次回(10月30日10:00)から、中尾先生を講師に丹念な読み解きを行います。
みなさまのご参加をお待ちしています。