6月26日木曜日、いづみやコーヒーロースターズ株式会社の前山社長をお招きし、第1回ステップアップ講座「珈琲の良い入れ方・悪い入れ方」を開催しました。
珈琲の材料はコーヒー豆とは言いますが、豆ではなくコーヒーノキの果実から種子部分を取り出し、焙煎したものです。珈琲の味は、その焙煎によって酸味や苦味が変わってくるそうです。
また、昔は珈琲は体に悪いというような研究報告が多かったようですが、近年は珈琲が体に良いという研究報告も多く上がっているようです。一例ですが、佐賀県内で増えていると言われている大腸がんや直腸がん、糖尿病の発症リスクの低下は、ほぼ確証と呼べるレベルに至っているようです。それから、ポリフェノールなどの抗酸化物質が含まれているため、老化防止の効果があるとも......
珈琲の抗酸化作用はすごいんです
講座では、そんな珈琲の良い所をたくさんご紹介いただいてから、珈琲の良い入れ方を実践していただきました。参加者の方々は、美味しい珈琲を求めて来られた方ばかりです。前山社長の周りに皆さん、あっという間に集まられました。
珈琲を入れるときは集中して、電話がかかってきても出てはいけません!
前山社長の説明と技を見たら、今度は実践・試飲です。参加者の皆さんには、他の人が入れた珈琲と飲み比べをしていただいたのですが、「美味しい」「こっちの方が味が軽い」等々、和気あいあいと楽しまれていました。
では、悪い入れ方は......?「雑味が多い」「ちゃんと不味く入ってる」という声があがりました。
珈琲は美味しく入れるポイントを押さえれば、誰でも美味しく入れられるということがよくわかる講座でした。
最後に、珈琲についての様々な質問に前山社長に答えていただき、講座は終了しました。
皆さん、大変満足されたようでお帰りのときもニコニコされていました。
余談ですが、26日は講座終了後も公民館に珈琲のいい香りが漂っていました。