2月8日(木)に佐賀市文化財保護審議委員である金子信二さんを講師に迎え、「三瀬さが学講座」第1回~山内の雄・神代勝利①を開催し、20名の方が参加されました。
講義では、神代氏の起源が高良山付近の筑後川左岸の神代村(現久留米市)で、そこから肥前に落ちのびたことや、親友の江見石見から夢を買ったという「夢買い」の逸話など詳しく説明していただきました。
中でも、のちに神代氏と龍造寺氏が何度も戦を繰り広げるきっかけとなった馬場頼周(綾部城主)による策略によって、龍造寺剛忠(家兼)の子や孫が一時に6人が亡くなった話などは、まるで大河ドラマの「鎌倉殿の十三人」の脚本に出てきそうな衝撃的な凄惨な出来事でした。
次回(2/26)、第2回講座では龍造寺隆信と神代勝利・息子長良が「金敷峠の戦い」や「八ツ溝の戦い」等の様々な激しい戦いを繰り広げていくようです。
参加者の多くが次回の講義が楽しみという意見をアンケートに書かれてれていました。