令和6年2月15日(木)三瀬保健センターでおたっしゃ本舗三瀬主催の令和5年度地域包括ケア研修「安心して認知症になれる地域づくり」が参加者26名で開催されました。
講師は、おたっしゃ本舗大和 管理者 原口健吾さんでした。
地域の有志による認知性を題材にした寸劇では、普段からの付き合い方で認知症の方がどんな気持ちを抱くのかよく表現されていました。
認知症のイメージが今ではこんなに違うんだと話されました。グループワークでは、自分が認知症になったらという目線で討議されました。
参加者の皆さんは、真剣な中にも楽しそうに色々とアイデアを出し合っておられました。スケジュールを忘れてもいいようにでは、カレンダーや手帳、家族にも見えやすいところに書いておく、スマートホンのメッセージやアラームを利用する、前日に予定がある人に電話で確認しておく、準備は前日にするなど活発な意見がでました。
講師からは、認知症の症状が人によって違うことを理解した後に、まず、認知症の人から話を聞いてどのようにくふうしたらよいかを一緒に考えましょう。
また、認知症は100%予防はできないけれども、豊かな人生を歩むためには、認知症を恐れずに普段から家族や地域の人々と相手を思いやる付き合いが、大切だと話をされました。