リフレッシュ講座・自彊術(2/28)

諸富町公民館

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 2/28に「公益社団法人 自彊術普及会」の副島美保さんを講師にお迎えし、
リフレッシュ講座が開催されました。

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 自彊術(じきょうじゅつ)は大正5年に天才治療師といわれた中井房五郎氏によって考案された日本初の健康体操で、100年の歴史があります。「彊」という漢字には、強、努める、境(限界)の意味があるそうです。
 どのような体操なのだろうか?とみなさん、興味津々で参加希望者多数でした!
副島さんの朗らかでわかりやすい指導に場の雰囲気が和み、参加者のみなさんも楽しみながら取り組まれていました。

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 自彊術を継続することで心・気持ち・身体機能を整える効果(自律神経を整える、血流促進、肩こり・腰痛改善、筋力アップ等)が期待できるそうです。
講師の副島さんもストレスフルで体調を壊しがちだった時期に、自彊術と出会い、ストレスの解消・体調改善を実感され、元気いっぱいで今日に至るそうです。

 全部で31種類ある自彊術の動作のうち、取り組みやすく日常生活に取り入れやすい動作をメインに教えていただきました。呼吸法については寝ていてもできるし、様々な世代の方ができる範囲で無理なく取り組めるのも自彊術の良さだそうです。
20230302143707-fa234d819e6dab34f8521a7965c5839880510578.jpg 基本の「鼻から吸って口から吐く呼吸法」で、肩をあげながら息を吸い、ストンと肩の力を抜く動作や、肋骨(胸の下あたり)を持ち上げながら息を吸い、ストンとはいて力を抜くような動作をしました。軽く弾みをつけて緊張・弛緩のリズムが出来ることで反動を利用して無理なく身体を動かせるそうです。この動きが全身に血流を行きわたらせるので内蔵が温まり、指先まで温かくなるということで、冷え性の改善も期待できるそうです。

 他にも体をひねりながら腕の力を抜いて自分自身の首と背中をたたくような動作(ストレスの解消に効果)や背筋と足を伸ばして座った状態でできる動作(腹筋をつける)、膝の裏側を伸ばす動作(膝、ふくらはぎに効く)、腕立ての姿勢から上半身を起こし上を向くような動作(腰痛に効果が期待できる)も習いました。

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 家事の合間やトイレに行くタイミング、横になって寛いでテレビをみている時など日常生活の中に取り入れる事が出来る様々な動作を習いました。
続けることで筋肉もつくそうです。
ちなみに筋肉は何歳からでもつくそうです!
副島先生の楽しいご指導に、いつの間にか皆さん夢中になって取り組まれ、時間があっという間に感じられたようでした。「楽しかった、できたらまた参加したい」との声があがっていました。ご自宅でもぜひ継続され、ますます元気ですごされますように♪ 

★継続して取り組むための注意点

※胃腸に血液が集まっているので食後すぐに行うのは避けること
※動作をする間呼吸をとめずに行う事
※正しい姿勢でおこなう事
※出来る範囲で無理をしない事